4/17(土)~7/17(土)のちょうど3か月間、クリーク・アンド・リバー社様より
ゲームエフェクトデザイナー育成講座を12回にわたって講師を担当させていただきました。
【関西】ゲームクリエイター育成講座
初めての講師を終えて色々な経験をさせていただいたので、ここに記録としてまとめておきます。
講座内容は以下を行いました。
第1回目
- プロフィール
- パブリッシャーとデベロッパーについて
- ゲームエフェクトデザイナーについて
- パーティクルについて
- シェーダーのブレンド設定について
- レンダリングについて
- URPプロジェクトの作り方
- Unity Particle System基礎
- C&Rエフェクト講座:第1回課題
第2回目
- 課題のFB
- ParticleEffectパネルとショートカットについて
- Projectのディレクトリ構成について
- 命名規則について
- エフェクトのPrefab構成について
- ヒットエフェクト制作
- UnityRecorderの使い方
- C&Rエフェクト講座:第2回目課題
第3回目
- 課題のFB
- URP環境のポストエフェクト追加方法
- ShaderGraphの使い方
- 魔法の詠唱エフェクト制作
- C&Rエフェクト講座:第3回目課題
第4回目
- 課題のFB
- エフェクトモデリング制作1:コーンモデル
- Substance Designerでオーラテクスチャーを作ろう
- 魔法の発射エフェクト制作
- C&Rエフェクト講座:第4回目課題
第5回目
- 課題のFB
- エフェクトモデリング制作2:螺旋モデル
- Substance Designerでフレアテクスチャーを作ろう
- 魔法の弾エフェクト制作
- C&Rエフェクト講座:第5回目課題
第6回目
- 課題のFB
- 魔法のヒットエフェクト制作
- エフェクトモデル制作3_トレールモデル
- C&Rエフェクト講座:第6回目課題
第7回目
- 課題のFB
- Cinemachineの使い方
- Timelineの使い方
- 魔法のデモ演出制作
- C&Rエフェクト講座:第7回目課題
第8回目
- 課題のFB
- 魔法のデモ演出制作
- C&Rエフェクト講座:第8回目課題
第9回目
- 課題のFB
- SubEmittersモジュール説明:花火エフェクト制作、雨エフェクト制作
- ここまでのまとめ
- ポートフォリオの作り方
- C&Rエフェクト講座:第9回目課題
第10回目
- 課題のFB
- ポートフォリオの作り方2
- VFX Graphについて
- 蛍エフェクト制作
- C&Rエフェクト講座:第10回目課題
第11回目
- 提出作品のFB
- エフェクト観察のコツ
- C&Rエフェクト講座:第11回目課題
第12回目
- 提出作品のFB
- 色々共有したいこと
- 総評
- 100を目標に
講師として
- 講師として教える事の難しさを経験した。
- 講座資料を生徒さんと足並みを揃えながら、逐次考え変更を行いながら勧めて行く。
- 講座の後半は、感覚的に仕事の同じチームの先輩後輩のような形のFBを返すようになる。
- 生徒さんの成長を感じる事ができた。
- 世の中の先生の方々に頭が上がりません。
今回、講師をさせていただいて思ったところのKPTを以下にまとめます。
Keep~継続したいこと~
- Zoom Pro : ミーティングの設定がしやすかった。画面共有も問題なかった。
- Chatwork:チャットによる連絡とコミュニケーション
Problem~問題・辞めること~
- unitypackageでのデータ共有:ルールを決めていても生徒間でぐちゃぐちゃになる
- 課題の提出フォルダと添削フォルダについて再検討:場所がちぐはぐになって現状の管理が直感的でない
- スライドの共有場所も合わせて再検討:もっと集約できると良さそう
Try~今後、試してみたいこと~
- 講師も日報を提出→生徒さんへも何の資料をまとめているのか、添削を進めているのかを明示する。
- データのバージョン管理:生徒さんが複数いる際にunitypackageをそれぞれインポートするとデータの意図しない上書きが発生してしまう。
- chatworkのGroupを複数作る:general、雑談、質問
- 過去スライドなどの全体のスライド管理ページが欲しい→今回作成をしていたが更新頻度や整理が追い付かなかった。カリキュラムにについてベースができたので、今後講師の機会がある際にはアップデートしていく。
- 質問があった部分を集約する場所が欲しい → Googleスプレッドシートを管理・整理する