ゲーム開発奮闘記

Unity・エフェクト・アプリ開発に関係した記事を書いています

爆発の演出についてのメモ

先日、爆発の演出について、爆発の色や煙の色、動きと位置について悩む機会がありました。
いままで、何となくで参考動画や参考のゲームなどを見ながら爆発を再現していたのですが、なぜこのような色をするのか、なぜこのよう動きなのか、理屈を理解していなかったのでこの機会にまとめてみました。
ここでは、爆発や炎についてネットの情報をもとに現実の物理や化学の現象について調べたことをまとめます。


炎の色について: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2%E6%B8%A9%E5%BA%A6
 温度には、色温度というものがある。
 温度の低い方から、赤→オレンジ→黄→白→水色→青、と高い方へと色が変わる
 炎の一番高い時の色は青のようです。炎の一番低い温度は赤のようです。

燃焼について: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%87%83%E7%84%BC
 燃焼とは、可燃物(有機化合物やある種の元素など)が空気中または酸素中で光や熱の発生を伴いながら、比較的激しく酸素と反応する酸化反応のことである。
 また、火薬類のように酸化剤から酸素が供給される場合は、空気が無くても燃焼は起こる。
 燃焼時に熱の変化により、上昇気流が発生して上へと移動しようとする。

煙について: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%85%99
 煙(けむり)は、エアロゾルの種類で、不完全燃焼の結果にできる微粒子を含んだ空気の固まり。
 一般に有機物の不完全燃焼物、灰分、水分などを含む有色性の粒子で、一つ一つの粒子は小さく球形に近い。
 煙は、不完全燃焼の結果のすす(黒)黒い煙であったり、水蒸気の白い煙があったりとする。
 燃える成分によって煙の色が変わる。

上記の特徴を踏まえて爆発の動画を見て分析すると、動き・色・要素の理解が進む気がしました!
www.youtube.com
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S u b s t a n c e D e s i g n e r を 会社に導入しよう!

はじめに

ここでは、私が勤めている会社にSubstance Designerというソフトを導入出来た軌跡をまとめます。
もし自分が勤めている会社様に「SubstanceDesignerの導入したい!」と考えている人や、新しいソフトを会社で使っていくといいだろうと思い、導入のきっかけを得たいと思う方が居ましたら、一つの事象として参考と導入のキッカケ作りになればと思いまとめました。

ソフト購入のキッカケとなりましたら幸いです。

手順
  1. ソフトを自分で使ってみる(6ヶ月以上)
  2. 実際のプロジェクトで使用し実績を残す(1〜12ヶ月以上)
  3. アートのリーダー複数や偉い人にアピールをする。「SDを使うと作業効率とクオリティー上がりますよ!」(1〜2ヶ月)
  4. SDが使われている事例を沢山だす(CG Worldの記事やネットの記事を見つけて見せる)
  5. 導入コストをまとめる(いくらかかります!)
  6. 導入するとどれだけ効率化が図れてクオリティーが出せるかを数字でだすことが難しいので、自分のやってきた実績をアピールする。
  7. 自分以外の先輩、後輩に体験版を入れてもらい使ってもらう。(とにかく社内にこのソフトいいよ!と言ってくれる仲間を増やす!)(1ヶ月)
  8. 履修の流れを自分でまとめて紹介する(どの書籍、サイトをみて覚えていくといいのか)
  9. 体験版を使ってくださった人の履修期間と実績と感想をしっかりメモする
  10. なんどもアピールする。体験版を利用した自分以外の人の実績をリーダーや偉い人達にアピールする
  11. さらにアピールする。ソフト導入に対して気になっている所を一人ずつ聞き取りを行い、一つ一つ答えを用意する。(1ヶ月)
  12. ライセンスについて調べる
  13. 導入するソフトの本数をまとめる。
  14. お金を出してもらえる事になったら素早く購買申請をだす。偉い人たちのご意見が変わらないうちに。
アピール時のメモ
  • お話しする時は笑顔で
  • 色々な事例をだす
  • 仲間を増やす
  • コストについて繰り返し理解をする(ソフトの値段、履修期間)
  • 多くの人が見える、聞こえる、場所(社内Slackチャンネル、掲示板、フロア)などで話す
履修の流れのメモ

1. ぽこぽん丸さん著:Substance Designerで素材のつくり方(初級)
booth.pm

2. MINOさん著:SubstanceDesigner触ってみないかい?
booth.pm

3. PKYさん著:背景アーティストのためのSubstanceDesignerマテリアルデザイン入門
booth.pm


なんとなく勢いでまとめてみました。
ご意見などありましたらコメントお願いします。
最後まで読んで頂きましてありがとうございます!

下記書籍は、私が執筆しましたSubstanceDesignerを使ったエフェクトテクスチャー作成の入門書です。
エフェクトデザイナーの方でSDに興味があり、ほぼ未使用の方などを対象としています。
宜しければ、履修の流れでご紹介した書籍と合わせて読んでみてください!
Booth:
ktkkumamoto.booth.pm

kindle: