ゲーム開発奮闘記

Unity・エフェクト・アプリ開発に関係した記事を書いています

S u b s t a n c e D e s i g n e r を 会社に導入しよう!

はじめに

ここでは、私が勤めている会社にSubstance Designerというソフトを導入出来た軌跡をまとめます。
もし自分が勤めている会社様に「SubstanceDesignerの導入したい!」と考えている人や、新しいソフトを会社で使っていくといいだろうと思い、導入のきっかけを得たいと思う方が居ましたら、一つの事象として参考と導入のキッカケ作りになればと思いまとめました。

ソフト購入のキッカケとなりましたら幸いです。

手順
  1. ソフトを自分で使ってみる(6ヶ月以上)
  2. 実際のプロジェクトで使用し実績を残す(1〜12ヶ月以上)
  3. アートのリーダー複数や偉い人にアピールをする。「SDを使うと作業効率とクオリティー上がりますよ!」(1〜2ヶ月)
  4. SDが使われている事例を沢山だす(CG Worldの記事やネットの記事を見つけて見せる)
  5. 導入コストをまとめる(いくらかかります!)
  6. 導入するとどれだけ効率化が図れてクオリティーが出せるかを数字でだすことが難しいので、自分のやってきた実績をアピールする。
  7. 自分以外の先輩、後輩に体験版を入れてもらい使ってもらう。(とにかく社内にこのソフトいいよ!と言ってくれる仲間を増やす!)(1ヶ月)
  8. 履修の流れを自分でまとめて紹介する(どの書籍、サイトをみて覚えていくといいのか)
  9. 体験版を使ってくださった人の履修期間と実績と感想をしっかりメモする
  10. なんどもアピールする。体験版を利用した自分以外の人の実績をリーダーや偉い人達にアピールする
  11. さらにアピールする。ソフト導入に対して気になっている所を一人ずつ聞き取りを行い、一つ一つ答えを用意する。(1ヶ月)
  12. ライセンスについて調べる
  13. 導入するソフトの本数をまとめる。
  14. お金を出してもらえる事になったら素早く購買申請をだす。偉い人たちのご意見が変わらないうちに。
アピール時のメモ
  • お話しする時は笑顔で
  • 色々な事例をだす
  • 仲間を増やす
  • コストについて繰り返し理解をする(ソフトの値段、履修期間)
  • 多くの人が見える、聞こえる、場所(社内Slackチャンネル、掲示板、フロア)などで話す
履修の流れのメモ

1. ぽこぽん丸さん著:Substance Designerで素材のつくり方(初級)
booth.pm

2. MINOさん著:SubstanceDesigner触ってみないかい?
booth.pm

3. PKYさん著:背景アーティストのためのSubstanceDesignerマテリアルデザイン入門
booth.pm


なんとなく勢いでまとめてみました。
ご意見などありましたらコメントお願いします。
最後まで読んで頂きましてありがとうございます!

下記書籍は、私が執筆しましたSubstanceDesignerを使ったエフェクトテクスチャー作成の入門書です。
エフェクトデザイナーの方でSDに興味があり、ほぼ未使用の方などを対象としています。
宜しければ、履修の流れでご紹介した書籍と合わせて読んでみてください!
Booth:
ktkkumamoto.booth.pm

kindle: